手放すために執着する

自分の目の前の人を助けるからには、全力を尽くしたい。

それは自分の偽らざる気持ち。

でも、お金のこと、自分のこと、その他周りのことを優先させていてはそれが正しくできなくなる気がする。

少なくとも僕はそんなに器用じゃない。

人に嫌われたくない気持ちが人一倍強いのも有ると思う。

失敗したくない気持ちが人一倍強いのも有ると思う。

それに、慣れてしまえば、「目の前の人を助けるのに全力を尽くす」なんて気持ちも変化してきたり、「全力を尽くす」ことが実は逆効果だと気付くのかもしれないし、上手いことバランスが取れるようになるのかもしれない。

根本的には、そんなリスクの高いことをやりたくないのだ。本来。

リスクなく、自分になるべく火の粉が降りかからない位置で、自分のやれることの中で求められていることをやっているのが一番安全で平穏だ。

でもそれもいつかは、つまらなくなるのだろう。

そうなったとき、自分がもう少しだけ、背伸びしたいなって、自然と思えるようになったとき、自分を「目の前の人を助けるのに全力を尽く」させてくれる安全基地・ベースのようなものって、やはりお金なのだと思う。

だから、自分も納得して動けるし、そもそも人を助けようとかいう、有る種のエゴ的な気持ちになるのだと思う。